レストレスレッグ症候群(RLS)とは何か
定義
レストレスレッグ症候群(RLS)は、座っている時や横になっている時に脚が不快に感じ、動かしたくなる衝動が生じる神経系の障害です。動くことで一時的に緩和されますが、再び静止すると症状が再発します。
症状
脚(時には腕)に奇妙な感覚が現れ、むずむずしたり、かゆみや疼痛に似た不快感が生じます。これにより足を動かしたくなり、動くことで一時的に楽になります。特に就寝時や休息時に症状が顕著です。
原因
原因は多くの場合不明ですが、以下が関与していると考えられています。
- 脳内のドーパミン不均衡
- 遺伝的要因
- 鉄分不足
- 妊娠によるホルモン変化
- ストレス
薬物療法
症状を軽減するために以下の薬が使用されます。
- オピオイド系薬(例:オキシコドン、ペルコセット、ビコディン)— 重症例に有効ですが、依存性のリスクがあります。
- パーキンソン病治療薬(例:ミラペックス、シネメット)— 脚の不随意運動を抑制します。
副作用として疲労感、吐き気、めまい、立ちくらみなどが報告されています。
生活習慣の改善
薬に頼らない対策として次のような方法があります。
- 市販の鎮痛剤や温・冷パックで局所的な不快感を和らげる
- 適度な運動(過度は避ける)
- アルコール、カフェイン、タバコの摂取を控える
- 就寝前の足のストレッチやマッサージ
