リウマチ因子が高いと判断される基準は?
リウマチの原因
2009年時点で、リウマチの正確な原因は不明です。米国国立関節リウマチ・筋骨格・皮膚疾患研究所の研究では、リウマチリスクを高める遺伝的変異が見つかっていますが、疾患を直接引き起こす特定の遺伝子は特定できていません。
リウマチ因子とは
リウマチ因子は自己抗体です。自己抗体は免疫系が血中で産生するタンパク質で、健康な組織を攻撃し炎症を引き起こすことがあります。
リウマチ因子検査
血液中のリウマチ因子の量は、リウマチ因子検査という血液検査で測定できます。この検査結果は、他の臨床所見と合わせて医師がリウマチの診断を行う材料となります。
検査の精度
この検査は偽陽性・偽陰性の可能性があります。リウマチ因子は、全身性エリテマトーデス(SLE)、単核球症、肝疾患などでも検出されます。また、健康な人でもリウマチ因子が陽性になることがあり、リウマチ患者でも正常値になることがあります(Mayo Clinic)。
結果の報告方法
病歴が長くなるほどリウマチ因子が検出されやすくなります。検査結果は「タイター」または「単位」で報告されます。タイターは血清の希釈倍率、単位は血清が光を遮断する量を示します。一般的に、単位が23以上、またはタイターが1:80以上の場合、リウマチの存在が示唆されます。
