関節リウマチと食事のポイント
事実
研究者は長年、食事と関節リウマチの関係を調査してきました。サーモンやイワシ、サバなどの油脂が豊富な魚を週に2回以上摂取すると関節の炎症が軽減される可能性が示唆されていますが、決定的な証拠はまだありません。とはいえ、関節リウマチ患者は果物、野菜、全粒穀物を豊富に含み、脂肪と塩分を控えたバランスの取れた栄養食が有益とされています。こうした食事は必要なビタミン・ミネラルを供給するだけでなく、適正体重の維持にも役立ち、過剰な体重が関節に与える負担と炎症を抑えることができます。
栄養不良のリスク
関節リウマチの治療薬の副作用として食欲低下や胃腸障害が起こり、食事摂取が減少しがちです。その結果、栄養不足やビタミン・ミネラル欠乏が生じます。実際、多くの患者はビタミンC、ビタミンD、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE、葉酸、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの血中濃度が推奨値以下です。必要な栄養素はできるだけ食事から摂取すべきですが、医師の指示でマルチビタミンや特定のサプリメントを補うこともあります。
食物過敏症の可能性
一部の患者は乳製品や加工肉が症状を悪化させると感じていますが、これを裏付ける広範なエビデンスはありません。食後に関節の炎症が強くなると感じたら、医師に相談し、疑わしい食品を一定期間除去して様子を見ることが推奨されます。
その他の管理法
関節リウマチの管理は、医師の治療指示に従い、RAに適した生活習慣を取り入れることが重要です。フレアアップの影響を抑えるために、以下を実践しましょう。
- 定期的かつ適度な運動を行う
- 体調や痛みを感じたら無理せず休む
- 十分な睡眠を確保する
- カフェインとアルコールを控える
- ストレス要因を把握し、適切に対処する
専門家の見解
RAは進行性の疾患で、重症化すると生活の自立が難しくなることがあります。そのため、うつ状態や食欲不振が併発しやすく、栄養管理が課題となります。食事とRAの関係については、主治医と相談し、食生活の改善が症状緩和に寄与するかどうかを確認しましょう。
