若年性関節リウマチ(JRA)の兆候と症状

Kids Healthの調査によると、若年性関節リウマチ(JRA)は米国で約5万人の子どもが罹患しています。6か月から16歳までの子どもに発症し、関節の痛みや腫れ、熱感・発赤が最初のサインです。関節が多くなるほど症状は重くなり、完治が難しくなります。早期に兆候を把握し、適切な治療を受けることが重要です。

病態と概要

JRAは小児期に始まる慢性炎症性疾患で、関節を破壊します。症状や関節数により、少関節型・多関節型・全身型の3つに分類されます。遺伝的要因や風疹感染がリスクとなることがあります。

一般的な症状

  • 関節の腫れ・痛み・こわばり
  • 発熱・皮疹
  • 目の炎症(ぶどう膜炎)
  • 胸部・腹部の痛み、呼吸困難

少関節型(pauciarticular)JRA の特徴

最も頻度が高く、比較的軽度です。発症から6か月以内に4関節以下が侵され、主に指・足趾・足首・膝・股関節・肘が対象です。関節の腫れと痛みが主症状で、骨の成長が不均等になることもあり、片脚が長くなることがあります。

多関節型(polyarticular)JRA の特徴

少関節型より重症で、5関節以上が同時に炎症を起こします。大関節だけでなく、手足の小関節、膝、足首、首、顎などにも広がります。左右対称に症状が現れ、関節破壊に加えて倦怠感、発熱、皮疹がみられます。皮下に小さな結節(リウマチ結節)ができることもあります。

全身型(systemic)JRA(スチル病)の特徴

稀なタイプで、関節だけでなく内臓にも炎症が波及します。リンパ節の腫脹、急激に出現しては消える発疹、高熱が典型的です。

注意すべきポイント

  • 眼の炎症は視力低下につながるため、定期的な眼科検査が必要です。
  • 精神的・感情的な問題(うつなど)が併発しやすく、早期に専門家の支援を受けることが重要です。

関節リウマチ - 関連記事