変形性関節症と関節リウマチの類似点と相違点
変形性関節症(OA)と関節リウマチ(RA)の共通点
- どちらも関節の軟骨が破壊される変性関節疾患です。
- 関節の痛み、こわばり、腫れ、可動域の低下を引き起こします。
- 全年齢で発症しますが、特に高齢者に多いです。
- 時間経過とともに症状が進行することがあります。
主な相違点
原因
変形性関節症は関節の摩耗・劣化が主な原因で、機械的な負荷が蓄積します。一方、関節リウマチは自己免疫疾患で、免疫系が関節組織を攻撃します。
症状の特徴
- 変形性関節症は1つまたは数か所の関節に痛みが出やすく、活動時に悪化し、休息で改善します。
- 関節リウマチは複数関節に痛みや腫れが現れ、朝のこわばりが強く、活動すると症状が軽減することが多いです。
治療法
変形性関節症は根本的な治癒法はありませんが、症状緩和を目的に運動、体重管理、鎮痛薬、必要に応じて手術が行われます。関節リウマチは病勢進行を抑える薬物療法(抗リウマチ薬、免疫抑制剤)や炎症を抑える治療が中心です。
診断のポイント
症状だけで区別が難しい場合、血液検査、X線、MRI などの画像検査を組み合わせて診断します。
