リウマチ(関節リウマチ)の主な症状と合併症

関節リウマチ(RA)は、関節を包む滑膜膜の慢性的な炎症性疾患です。米国だけで100万人以上が罹患し、靭帯・骨・軟骨に不可逆的な損傷をもたらすことがあります。発症は40代から60代に多いものの、年齢に関係なく発症します。原因は不明ですが、喫煙などの生活習慣や遺伝的要因が関与すると考えられています。

症状の変動(活動期と寛解期)

症状は炎症が活発になる活動期(フレア)と症状が軽減する寛解期を繰り返します。活動期には滑膜の炎症に加え、体内の腺や膜、他の組織が腫れることがあります。

関節のこわばり

滑膜が炎症を起こすと滑液が増加し、関節内圧が上昇します。その結果、特に朝方に関節が硬直し、可動域が低下します。

対称的な関節障害

リウマチは左右対称に症状が現れることが特徴です。手の小指関節や手首など、複数の関節が同時に侵されることが多いです。

結節(リウマチ結節)

皮膚の下に小さく硬い結節ができることがあります。特に肘の外側にできやすく、活動期に痛みを伴うことがあります。

全身倦怠感・全身症状

フレア時には微熱や疲労感が強くなり、食欲不振や筋肉痛を伴うことがあります。

合併症

滑膜炎に加えて、唾液腺や涙腺が炎症を起こすとシェーグレン症候群、脾臓が関与するとフェルティ症候群が発症することがあります。また、白血球が肺や心臓の膜を攻撃すると、肺炎や心膜炎などの臓器障害が起こることもあります。

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