脊柱側弯症のリスクを減らす方法
概要
脊柱側弯症は、背骨が異常に曲がる状態です。重症度や治療法はさまざまで、経過観察から外科手術まであります。Scoliosis Research Societyによれば、症例の80%以上は特発性で原因が不明ですが、いくつかのリスク要因が存在します。発症は乳児期(3歳未満)、幼児期(3〜10歳)、思春期に分かれ、特に思春期の女児に多く見られます。
リスクを減らすための具体的な対策
-
医師の診察を受ける
マルファン症候群などの結合組織疾患や、脳性麻痺・ポリオ・筋ジストロフィーなどの神経筋疾患がある場合は、早めに医師に相談しましょう。診察で背骨の曲がり具合を確認し、将来的な進行リスクを評価できます。
-
家族歴がある場合は専門医へ紹介してもらう
遺伝的要因が関与している可能性があります。運動や荷重、肉体労働が側弯症の原因になるという証拠はありませんが、疑いがある場合はX線検査で曲度を測定します。
-
理学療法士の指導を受ける
側弯症自体を予防・改善することはできませんが、適切なエクササイズで筋力と姿勢を向上させ、痛みの予防につながります。中等度の側弯症には、医師の指示に従いブレース(矯正装具)を装着することもあります。
