整形外科での脊柱側弯診察の準備ガイド
脊柱側弯は背骨が側方に曲がる状態で、特に思春期の女児に多く見られます。成長期に曲がりが進行しやすく、肩の高さが違う、骨盤が傾く、長時間の立位や座位で背中の痛みが出るなどのサインがあります。疑いがある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。診察に向けての準備は意外とシンプルです。
診察前のチェックリスト
- 身体検査の準備
医師は前屈姿勢で背部のカーブを確認します。カーブが認められた場合はレントゲン撮影を勧められます。 - 治療方針の把握
カーブの程度、発症年齢、成長停止までの期間、カーブの部位を基に、観察・ブレース装着・手術のいずれかが選択されます。 - 成長期かどうかの確認
女子は通常14歳前後、もしくは初月経までが成長期とされます。観察は成長期でカーブが25°未満、成長終了後は50°未満の場合に適用されます。 - ブレースの必要性
成長期でカーブが25°〜40°の場合、曲がりの進行を防ぐためにブレースが処方されます。矯正は期待できず、あくまで進行抑制が目的です。ブレースは月経開始後約2年まで装着します。 - 手術の検討
成長期でカーブが45°以上、もしくは成長停止後で50°以上の場合、手術が推奨されます。手術は曲がりの進行を止め、背骨を矯正します。手術方法は複数あり、医師と十分に相談してください。 - リハビリ・運動
軽度の側弯でブレースや手術が不要な場合、理学療法やダンス、ストレッチなどの運動で痛みの緩和と筋力強化が期待できます。
まとめ
診察前に上記のポイントを確認しておくと、医師とのコミュニケーションがスムーズになり、適切な治療計画を立てやすくなります。
