骨棘とヒールスパー(かかと棘)の違いは?

骨棘とは

メイヨークリニックによると、骨棘(オステオファイト)は骨の縁にできる骨の突起です。鋭いのではなく滑らかで、時間をかけてゆっくりと成長します。

骨棘の原因

骨棘は、関節が炎症や変形性関節症で損傷したときに、体が関節面積を増やそうとする防御的な反応として生じます。棘自体が痛みの直接的原因ではありませんが、近くの神経や軟部組織、他の骨と摩擦し、痛みを引き起こすことがあります。

主な発生部位

骨棘は脊椎、肩や股関節などの関節部、腱や靭帯が骨に付着する部位(例:かかと)など、様々な部位で見られます。

かかと棘(ヒールスパー)とは

かかと棘は、足底腱膜がかかと骨に付着する部分にカルシウムが沈着し、異常な骨の増殖が起こる状態です。つまり、かかと骨にできる骨棘です。

かかと棘の原因

主に足の過剰回内(内側に倒れること)が原因です。偏平足の人や、逆にアーチが極端に高い人でもかかと棘ができやすく、足底腱膜に過度の負荷がかかります。体はこの負荷に対抗するため、骨を増やして足底腱膜を補強しようとします。

治療法

自然療法としては、腫れを抑えるための冷却や、炎症部位へのティーツリーオイルマッサージ、体重管理による歩行負荷の軽減が有効です。医療的には、鎮痛・抗炎症薬の処方、オーダーメイドのインソールやかかとリフトなどの生体力学的サポートが行われます。骨棘が関節の可動域を著しく制限する場合は、外科的に除去することも検討されます。

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