左側弯(レボスコリオシス)の程度と治療方針

レボスコリオシスは、脊椎が左側に曲がる側弯症の一種です。左側への曲がりは心臓への負担が増す可能性があるため、特に危険とされています。症状は幼少期に現れることもあれば、30代までに出てくることもあります。脊椎の曲がり角度が、レボスコリオシスの重症度を決定します。

20度以下(軽度)

  • 曲がりが20度以下の場合は軽度とみなされ、装具や手術は通常必要ありません。成長期の子どもは、3〜6か月ごとに定期的なレントゲン検査で曲がりの変化がないか確認します。

25〜40度(中等度)

  • 曲がりが25度から40度の場合、特に成長期の子どもには装具の使用が推奨されます。装具は曲がりを矯正するわけではありませんが、進行を抑える効果があります。この程度の曲がりは、経過次第で手術が必要になることもあります。

45度超(高度)

  • 45度を超える曲がりは高度なレボスコリオシスとされ、手術が必要です。外観上の変形が顕著になり、背中・首・肩・股関節に痛みが出るほか、心臓機能に支障を来すこともあります。手術では、ロッドとスクリューを用いて脊椎を矯正し、固定します。術後の回復期間は概ね6か月です。

考慮すべき点

  • レボスコリオシスは女性に多く、成人よりも子どもに多く見られます。子どもの骨はまだ成長途中で柔らかく、女性の骨は一般的に男性よりも柔軟です。多くの患者は医師に指摘されるまで自分の側弯に気付かないことがあります。肩の高さが不均等になったり、片方の股関節が高くなるといった外観の変化がみられます。

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