側弯症の姿勢改善に役立つ装具

側弯症とは

側弯症は脊柱が左右に異常に曲がる状態で、C字型(単一曲線)やS字型(二重曲線)になることがあります。曲がりは胸部(胸椎)、胸腰部(胸腰椎)、腰部(腰椎)に現れ、先天性、神経筋性、特発性など原因は様々です。

装具治療の目的

装具は曲がりを矯正し、成長期の子どもにおいてさらなる進行を防ぐことを目的とします。主に以下の3種類が用いられます。

胸腰仙骨装具(TLSO)

一般に「ボストンブレース」と呼ばれ、腕下げ型の装具です。主に胸腰部の側弯に使用され、衣服の下に装着でき目立ちません。1日あたり23時間の装着が推奨され、スポーツや運動時は外すことが可能です。

頸胸腰仙骨装具(Milwaukeeブレース)

ボストンブレースに頸部リングが追加されたタイプで、胸椎の側弯に適しています。リングは装具本体に取り付けた縦棒で固定されます。

夜間装具(チャールストンブレース)

寝ている間のみ装着する装具で、患者の体に合わせて成形されます。曲線側に圧力をかけることで矯正効果を高めます。装着時間が寝ている間だけなので、日常生活への影響が少ない点が特徴です。

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