くる病の兆候と症状
くる病は、ビタミンDが不足し体内でのカルシウム吸収が低下することで、骨が柔らかくなる疾患です。診断は身体検査、X線撮影、血液検査(カルシウム・リン酸濃度)で行われます。治療はビタミンDとカルシウムのサプリメント投与、必要に応じて装具で骨の成長を補助します。
初期症状
- 不安感やイライラ、落ち着きのなさを感じることがあります。
- 額に汗がにじみやすく、特に夜間に多く見られます。
- 季節の変わり目、特に冬や春の寒く湿った空気で症状が悪化しやすいです。
疼痛(痛み)
- 腕、背骨、骨盤、脚などの骨に鈍く持続的な痛みが生じます。
- 触れると痛みを伴う圧痛が認められることがあります。
骨変形
- 骨盤の変形により歩行が困難になることがあります。
- 背骨の側弯や、特に「O型脚」や「X型脚」と呼ばれる脚の曲がりが典型的です。
- 骨が脆くなり、骨折しやすくなります。
歯の症状
- エナメル質の侵食や虫歯が増加します。
- 歯の形成が遅れ、歯が不揃いになることがあります。
腹部症状
- 膨満感やガスが溜まりやすく、下痢を繰り返すことがあります。
- 腹筋の緊張が低下し、柔らかくなることがあります。これらは病状が進行すると全身の筋力低下へと広がります。
