ブドウ種子抽出物プロアントシアニジンの脳卒中予防と回復への効果
概要
脳卒中は脳への血流が途絶えることで起こり、米国では死亡原因第3位です。女性の方が男性よりも死亡率が高く、しかし約80%は予防・治療が可能です。その一つの方法として、ブドウ種子抽出物に含まれるプロアントシアニジン(PCO)を食事に取り入れることが挙げられます。
専門家の見解
最近の心血管疾患研究では、LDLコレステロールの酸化が動脈硬化や心臓病の主因であることが明らかになっています。ビタミンEは酸化抑制に有効とされていますが、ブドウ種子抽出物のPCOはビタミンEの約50倍、ビタミンCの約20倍の抗酸化力を示します。これにより、脳卒中のリスク低減や神経障害の軽減が期待できます。
種類と由来
ブドウ種子抽出物は、緑・赤・紫のブドウの種子や果皮から抽出される強力なバイオフラボノイドです。特に「プロアントシアニジン」あるいは「プロシアニジルオリゴマー」と呼ばれる成分が高濃度に含まれ、血中の抗酸化物質を大幅に増加させます。
主な機能
PCOは血管壁を強化し、動脈瘤や出血性脳卒中の再発リスクを低減します。また、血液の粘度(内部摩擦)を下げ、脳への血流を改善することで、脳卒中の予防に寄与します。
効果
血小板の凝集を抑制し血栓形成を防ぐほか、血圧やコレステロールの低下が報告されています。血管壁の弾力性向上や高血圧・動脈硬化の抑制により、脳卒中の予防・回復をサポートします。
考慮すべき点
フランスは世界でも心臓病罹患率が低い国の一つです。1995年の米国心臓協会誌の研究では、ブドウジュース6杯の摂取がワイン2杯と同等の心臓病予防効果を示しました。これはアルコールではなく、ブドウに含まれるPCOが保護効果の主因であることを示唆しています。ブドウジュース、赤ワイン、サプリメントいずれでも、ブドウ種子抽出物を取り入れることは健康促進に有益です。
