ミニストローク(TIA)の主な原因は何ですか?
ミニストローク(TIA)とは
ミニストローク(一過性脳虚血発作、TIA)は、脳の一部への血流が一時的に遮断されることで起こります。症状は数分から数時間で自然に回復しますが、将来的な大卒中の危険信号となります。
主な原因
以下の要因が血流遮断を引き起こすことがあります。
- 血栓:頸動脈や椎骨動脈など、脳へ血液を供給する動脈に血栓ができると、血流が止まりTIAが起こります。
- 動脈の狭窄(動脈硬化):コレステロールや脂肪などのプラークが血管壁に蓄積し、血管が狭くなると血流が減少しやすくなります。
- 不整脈(心房細動など):心臓内で血栓が形成され、血流に乗って脳に達すると血管を塞ぎます。
- 血管痙攣:脳の血管が急に収縮し、血流が低下することがあります。
リスク要因
TIAの発症リスクを高める主な要因は次のとおりです。
- 年齢:55歳以上の方に多く見られます。
- 高血圧
- 高コレステロール血症
- 糖尿病
- 喫煙
- 肥満
- 家族歴(脳卒中の既往がある場合)
警告サイン
以下の症状が突然現れたら、TIAの可能性があります。すぐに医療機関へ連絡してください。
- 顔、腕、脚の一側に急なしびれや脱力
- 片目または両目の視力低下や視野欠損
- 言語障害(話す、理解することが困難)
- めまい、バランス感覚の喪失、協調運動障害
対処と予防
上記の症状が出たら、迷わず119(または地域の救急番号)へ連絡し、速やかな診断と治療を受けましょう。早期の対応が将来の重篤な卒中を防ぐ鍵となります。
