甲状腺に優しい食事法

ゴイトロゲンを避ける

ゴイトロゲンは甲状腺の機能を抑制する成分です。ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、キャベツ、マスタード、ケール、カブ、菜の花などのアブラナ科野菜や、大豆、松の実、キビ、ピーナッツなどが該当します。特に甲状腺機能低下症(甲状腺がゆっくり働く)を持つ人は、これらの食品の摂取をできるだけ控えることで、甲状腺の負担を軽減できます。甲状腺機能亢進症(甲状腺が過剰に働く)でも、ゴイトロゲンはヨウ素の取り込みを妨げ、甲状腺が肥大しやすくなるため注意が必要です。

大豆について

大豆製品は甲状腺に悪影響を与えることが知られています。食品ラベルでは「植物油」「水素添加油」「部分水素添加油」「マーガリン」「ショートニング」などの名称で表示されることがあります。生理学者のレイ・ピート博士は「不飽和油は甲状腺ホルモンの分泌、血流中の移動、組織での受容を阻害する」と指摘しています。甲状腺ホルモンはコレステロールの代謝に必須であるため、これらの油脂が増えると甲状腺機能が低下し、コレステロールが上昇しやすくなります。

甲状腺ダイエット

『The Thyroid Diet』は甲状腺患者のために提案された食事法で、低血糖指数(GI)を基準にした食事を推奨しています。低GI食は低炭水化物食に似ていますが、質の高い炭水化物を選ぶ点が特徴です。さらにゴイトロゲンやヨウ素の摂取量も考慮し、炭水化物が引き起こす代謝の乱れを抑えて基礎代謝を向上させます。

甲状腺の健康をサポートするためのポイントは次の通りです。

  • ゴイトロゲン食品はできるだけ避けるか、摂取量を最小限に抑える。
  • 大豆や不飽和油を含む加工食品は注意し、ラベルをよく確認する。
  • 低GI・高品質な炭水化物を中心に、バランスの取れた食事を心がける。
  • 必要に応じて医師や栄養士に相談し、個別の食事プランを作成する。

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