甲状腺手術後の低副甲状腺機能低下症の兆候と症状
重要性
- 副甲状腺ホルモンが不足すると、血中のリンとカルシウムのバランスが崩れます。
診断
- 主に遺伝性ですが、甲状腺手術中の損傷でも発症します。近年の手術技術によりリスクは低減しています。
症状
- 術後の低副甲状腺機能低下症では、脱毛、乾燥肌、カンジダ症、痙攣、手足の筋肉痙攣やけいれん、爪の変形、記憶障害、頭痛、指先や口周りのしびれ・灼熱感などが見られます。
留意点
- 甲状腺・副甲状腺手術は解剖学的に変異が大きく、難易度が高いです。経験豊富な外科医でも術中に低副甲状腺機能低下症を起こす確率は約1%以下とされています。
リスク要因
- 家族歴、甲状腺や頸部手術の既往、甲状腺機能抑制薬の使用、そして副甲状腺そのものの手術や摘出がリスクになります。
