甲状腺を自然にサポートする方法
甲状腺は気管を抱えるように位置し、喉仏のすぐ下にある腺です。目立つ位置にあるものの、エネルギーが足りなくなったり体重が増えたりするまで無視されがちです。甲状腺は代謝を司る腺です。人生のどの段階でも、甲状腺機能を改善するのに遅すぎることはありません。
食事
昔はヨウ素不足の食事が原因で甲状腺腫(甲状腺が肥大)になる人が多くいました。現在、米国では食塩にヨウ素が添加されているため、甲状腺腫は比較的まれです。しかし、血圧の問題で低ナトリウム(塩分)食をしている場合、ヨウ素サプリメントが必要になることがあります。海塩は自然にヨウ素を含んでいます。そのため、海産物(魚介類、海藻など)は淡水の食材よりもヨウ素濃度が高いです。栄養素は体内で相互に影響し合います。例えば、セレニウムが不足するとヨウ素欠乏が悪化することがあります。
サプリメント
甲状腺をサポートするサプリは、ヨウ素とビタミンB、ビタミンDなどを含むものが一般的です。65歳以上の男女は、T3・T4という重要な甲状腺ホルモンを測定し、甲状腺機能を評価する検査を受けることが推奨されます。
水分摂取
水はすべての身体機能に不可欠です。脱水は甲状腺の働きを低下させるため、十分な水分摂取が重要です。1日あたり約91オンス(約11カップ)を目安に摂取しましょう(コーヒー、紅茶、すべての飲料、果物や野菜の水分も含む)。
女性のみ
女性は男性に比べて甲状腺障害のリスクが約7倍高く、生涯で1/5の確率で甲状腺問題を抱える可能性があります。妊娠中に子癇前症や高血圧があると、後に甲状腺機能低下症になるリスクが高まります。米国甲状腺協会は、妊娠・授乳中の女性は1日あたり150μgのヨウ素サプリを摂取し、すべての産前ビタミン・ミネラル製剤にも150μgのヨウ素を含めることを推奨しています。ヨウ素は、昆布などの海藻製剤よりもサプリメント形態で摂取する方が望ましいです。
