甲状腺機能低下症に効くハーブ療法
甲状腺機能低下症とは
甲状腺ホルモンが不足すると、体重増加、乾燥肌、うつ症状、寒さに敏感になる、脱毛、コレステロール上昇などの症状が現れます。薬物療法に加えて、ハーブサプリメントで症状緩和やホルモン産生をサポートする方法があります。
昆布(ケルプ)
甲状腺はヨウ素を使ってホルモンを合成します。食塩で十分なヨウ素を摂取できても、甲状腺機能が低下している人は追加のヨウ素が有効です。昆布はヨウ素が豊富な海藻で、乾燥食品や調味料、カプセルとして利用できます。食事に取り入れる際は、医師と相談し、過剰摂取による甲状腺腫や疲労を防ぐために少量から始めましょう。
ゲンチアナ(チョウセンオオバコ)
ゲンチアナはヨーロッパ・北米原産の紫色の花をつける植物で、免疫系と代謝を刺激するとされています。ホルモン調整を目的に、1日4~5回、ティースプーン1杯(約5 ml)を3か月間服用し、1か月の休薬期間を設ける方法が推奨されています。使用前に医師に相談してください。
セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort)
うつ症状は甲状腺機能低下症の代表的な症状です。セイヨウオトギリソウに含まれるハイパーシンは脳内で抗うつ薬に似た作用を示すとされていますが、効果はまだ確定的ではありません。併用薬との相互作用があるため、必ず医師の許可を得てから使用してください。
サンザシ(Hawthorn)
サンザシに含まれるフラボノイドやプロシアニジンは血管拡張と血流改善を促し、LDLコレステロールの低下にも寄与します。甲状腺機能低下症の患者はコレステロールが高くなりがちなので、心血管リスク低減に役立つ可能性があります。
※ハーブはあくまで補助的な手段です。使用前に必ず医師と相談し、適切な量とタイミングを守りましょう。
