甲状腺関連神経障害の治療法は?

早期治療

神経障害は、神経の痛みや「ピンとくる」感覚として現れます。通常は足や手から始まり、放置すると全身に広がります。甲状腺に問題がありこのような症状が出たら、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。神経障害の特定の検査はありませんが、症状と病歴から診断されます。早期に治療を開始すれば、成功率が高まります。

甲状腺治療

甲状腺性神経障害は主に甲状腺機能低下症と関連していますが、稀に甲状腺機能亢進症でも起こります。神経障害の症状は、甲状腺のコントロールが不十分であるサインです。甲状腺機能低下症では適切な用量の甲状腺ホルモン補充療法を、甲状腺機能亢進症では抑制療法を受けることで、神経障害は改善されます。甲状腺が適切に治療されれば、神経障害は完全に消えることが多いです。

症状の治療

メイヨークリニックによると、神経障害の症状を緩和する方法はいくつかあります。軽度の痛みには市販の鎮痛剤が有効です。症状が重い場合は、医師が強めの鎮痛薬を処方することがあります。リドカイン貼付剤は痛みの強い部位に直接貼ってしびれさせることができます。重症例では、抗てんかん薬が処方されることがあり、神経痛を抑える効果がありますが、眠気やめまいが副作用として出ることがあります。手足のマッサージも一時的な痛み緩和に役立ちます。

神経障害の症状が生活に支障をきたす場合、抗うつ薬が処方されることもあります。トリシクリック系抗うつ薬(例:パメロール)や、セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(例:シンバルタ)は、疼痛緩和とともにうつ症状の改善にも効果が期待できます。

ライフスタイルの改善

メイヨークリニックは、生活習慣の見直しも症状コントロールに有効としています。定期的な運動は痛みを軽減し、神経障害の進行を防ぎます。低脂肪の肉、全粒穀物、果物、野菜、低脂肪乳製品を中心としたバランスの良い食事も推奨されます。不自然な姿勢(足を組む、肘に体重をかけるなど)は神経に負担をかけるため避けましょう。足に痛みがある場合は、きつい靴や靴下は避け、足への圧迫を減らすことが重要です。

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