ヨウ素欠乏症とは? 小人症と甲状腺機能低下症のメカニズムを解説
ヨウ素欠乏と甲状腺ホルモンの関係
ヨウ素は甲状腺ホルモン(チロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3))の合成に不可欠なミネラルです。甲状腺は体内のヨウ素を利用してこれらのホルモンを作り、代謝や成長を調節します。
ヨウ素不足が引き起こす主な疾患
小人症(成長障害)
ヨウ素が不足すると、甲状腺ホルモンの産生が低下し、成長ホルモンの働きが十分に発揮できません。その結果、子どもの身長が著しく伸びず、小人症(低身長)につながります。
甲状腺機能低下症(低甲状腺機能)
同様に、甲状腺ホルモンが不足すると甲状腺が低下し、代謝が低下します。疲労感、体重増加、寒さに対する感受性の増加などの症状が現れます。
予防と対策
ヨウ素は海藻やヨウ素添加塩、魚介類に豊富に含まれています。バランスの取れた食事で適切な摂取を心がけることが、これらの疾患を防ぐ鍵です。
