子宮筋腫の検査方法

子宮筋腫は子宮壁にできる組織の腫瘍で、通常は良性ですが、経過観察が必要です。診断にはさまざまな画像検査や内視鏡検査が用いられ、症状や治療方針に応じて適切な検査が選択されます。

超音波検査(Ultrasound)

妊娠中に頻繁に使用される超音波は、子宮の構造を非侵襲的に映し出すことができ、子宮筋腫の有無を確認するのに安全です。放射線被曝がなく、妊娠中の女性にも適しています。

MRI(磁気共鳴画像)

MRIは検査中に狭い筒状の装置に入る必要があるため、多少不快に感じることがありますが、子宮や卵巣、筋腫の位置・大きさを高精度で描写できます。筋腫は周囲の組織より暗く映り、超音波で不明瞭な場合に選択されます。

CTスキャン

CTはX線を利用した画像診断で、金属インプラントや閉所恐怖症がある患者、糖尿病などで絶食が難しい場合に代替として使用されます。造影剤を使用しないため、腎機能が低下している人にも比較的安全です。

子宮鏡検査(Hysteroscopy)

不妊、疼痛、過多月経などの合併症がある場合に実施されます。小型カメラを膣から子宮頸部を通して子宮腔内に挿入し、筋腫の直接観察が可能です。検査後に軽い痙攣や出血が見られることがあります。

子宮X線検査(子宮造影)

造影剤を子宮頸部から注入し、X線で子宮と卵管の形状を映し出します。卵管閉塞の有無を確認でき、不妊原因の判定に役立ちますが、注入時の痛みや痙攣、出血が伴うことがあります。

その他の検査

子宮内膜生検や子宮掻爬術(D&C)は、過多月経や長期間の出血の原因を除外するために行われます。これらはやや侵襲的ですが、必要に応じて実施されます。

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