下垂体腫瘍センター
下垂体は鼻の後方、脳の中心に位置する非常に小さな内分泌腺です。エンドウ豆大ほどの大きさで、他の内分泌腺からのホルモン分泌を調整し、体内のホルモンバランスを保ちます。下垂体に腺腫(腫瘍)ができると、ホルモンの放出が乱れますが、ほとんどの腺腫は良性で他の部位へ転移することはありません。
治療
米国には下垂体腫瘍専門の治療センターが多数あります。ピッツバーグ大学医療センター(UPMC)によれば、治療法は腫瘍が過剰に分泌するホルモンの種類に応じて選択され、主な方法として薬物療法、放射線療法、内視鏡的鼻腔アプローチがあります。内視鏡的鼻腔アプローチは、鼻から内視鏡を挿入し腫瘍を除去する手術で、侵襲が少なく回復が早いのが特徴です。
治療センター
大規模病院や医療機関に下垂体腫瘍センターが設置されています。米国クリーブランドのメイヨークリニックは、下垂体腫瘍手術の世界的リーダーで、年間200件以上の手術を実施しています。また、マサチューセッツ総合病院の神経内分泌クリニックは、2008年に米国ニュースの内分泌学部門で最優秀病院に選ばれました。
メリット
大規模センターでは、専門的な訓練を受けた医師と最先端の機器が揃っており、下垂体腫瘍特有の問題に対応できます。最新の低侵襲技術により手術時間が短縮され、回復が速く、外見への影響も最小限です。また、十分な人員と予算が確保されているため、常に最新医療を提供し続けられます。
センターの選び方
主治医が信頼できる治療センターを紹介してくれることが多いです。医師は長年の診断・紹介経験から、成果の高い施設を把握しています。患者の口コミ掲示板を確認したり、直接センターに連絡して施設見学を申し込むと、実際の環境や提供される情報を確認できます。遠方の場合は、資料の郵送を依頼するとよいでしょう。
検討事項
全国には優れた下垂体腫瘍センターが多数あります。本稿で紹介した施設はその一例です。各センターの治療方針や設備を調べ、主治医の助言と合わせて検討すれば、自分に最適な治療施設を選択できるでしょう。
