車椅子利用者の褥瘡(床ずれ)治療方法
ベッドで寝たきりや車椅子に座っている患者は、長時間同じ姿勢でいるため血流が悪くなり、褥瘡(床ずれ)ができやすくなります。褥瘡は感染などの合併症を引き起こすことがあるため、予防と適切な治療が重要です。車椅子利用者で褥瘡ができた場合は、患部の治療のために体位変換や移動が必要です。
必要なもの
- 介助者
- ホイヤーリフト(ある場合)
- 創傷用ドレッシング
- ベッド
- 車椅子用クッション
手順
介助者を用意し、患者を車椅子からベッドへ安全に移動できるようにします。ホイヤーリフトが利用できる場合は、リフトをセットして患者を椅子から持ち上げます。
患者を側臥位にし、褥瘡が最も近い側を自分側に向けます。介助者が患者の動きをサポートし、転倒や再度の圧迫を防ぎます。
生理食塩水で褥瘡部を清拭し、壊死した皮膚があれば慎重にデブリード(除去)します。
適切なドレッシングを創部に装着します。ハイドロコロイドドレッシングは、湿潤環境を保ち皮膚再生を促進するためおすすめです。
車椅子用クッションを座面に敷き、圧迫を軽減し、創部を保護できる状態にします。その後、介助者またはホイヤーリフトで患者を車椅子に戻します。
