褥瘡(圧迫潰瘍)報告ガイドライン
褥瘡(圧迫潰瘍)は、皮膚に過度の圧力がかかることで生じる創傷です。主に臀部、尾骨、かかと、肘などの骨が突出した部位に発生しやすく、栄養不良や長時間の寝たきりがリスク要因となります。創傷が確認されたら、速やかに患者のカルテに記録し、担当医に報告して適切な治療を受けさせることが重要です。
傷(褥瘡)の報告タイミング
- 患者に創傷や外傷が認められた時点ですぐに報告します。原因や部位に関わらず、発見次第カルテに記録し、傷報告書を作成してください。
報告先
- 担当の医師、看護師、理学療法士など、患者のケアに関わる医療従事者に直ちに通知します。虐待やネグレクトが疑われる場合は、州の保健部門や社会福祉サービスにも報告が必要です。
傷の分類
- 褥瘡はステージⅠ〜Ⅳの4段階で分類されます。早期(ステージⅠ・Ⅱ)に報告すれば、進行を防ぎ、迅速な治療が可能です。
ステージⅠ:圧力除去後も皮膚が赤く残るが、皮膚破裂はない。
ステージⅡ:部分厚さの皮膚が失われ、擦過や水疱が見られる。
ステージⅢ:全厚さの皮膚が失われ、皮下組織が露出する深い穴ができる。
ステージⅣ:最も重症で、筋肉や骨まで露出する。
傷報告書の作成方法
- 傷のサイズ(長さ・幅・深さ)、部位、ステージ、発見日時、発見者の氏名を正確に記載します。
また、傷の悪化防止策や実施した処置内容も併せて記録し、経過観察に役立てます。
