オメガ3とストレス低減の関係
近年、オメガ3は心血管疾患の予防やコレステロール改善だけでなく、ストレスホルモンの抑制にも効果があることが多数の研究で示されています。ここでは、オメガ3の適切な摂取量と、実際の研究結果をご紹介します。
必要な摂取量の目安
オメガ3の必要量は性別や食生活によって変わりますが、オメガ6とのバランスが重要です。一般的な食事ではオメガ6がオメガ3の約20倍になるため、4:1〜2:1の比率に調整することが推奨されます。
- 女性の目安:1日あたり約1.1 g
- 男性の目安:1日あたり約1.6 g
オメガ3は亜麻仁、クルミ、エビ、ホタテなどに多く含まれ、オメガ6はサンフラワー油、コーン油、ごま油などに多く含まれます。
オハイオ州大学の研究
オハイオ州立大学の小規模研究では、オメガ6とオメガ3の摂取比率がストレスホルモンに与える影響を調査しました。被験者は血中のTNFα、IL‑6、IL‑6受容体を測定され、オメガ6がオメガ3を上回る食事を続けた人は、ストレスレベルだけでなくうつ症状も高いことが判明しました。
BBCニュースによる実証調査
イギリスBBCが実施した調査では、ストレスの多いタクシー運転手10名に、12週間にわたり油分の多い魚(例:サーモン、サバ)を1日4食提供しました。その結果、ストレスホルモンは平均22%低下し、抗ストレスホルモンは12%上昇。さらに記憶力や対人トラブルへの対処力も向上したことが報告されています。
