デューデナール潰瘍の食事と生活指針

潰瘍の原因

デューデナール潰瘍は、胃と小腸がつながる上部小腸(十二指腸)の粘膜にできる潰瘍です。主な原因は、ヘリコバクター・ピロリ菌感染です。また、アスピリンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、ストレス、カフェイン、ニコチン、アルコールも胃粘膜の保護層を損ない、潰瘍形成を助長します。

デューデナール潰瘍の症状

  • 胸やけや灼熱感(特に空腹時に強くなる)
  • げっぷ、吐き気、嘔吐
  • 食欲不振、体重減少、倦怠感
  • 重症例では出血、穿孔、狭窄や腸閉塞が起こることがあります

治療法

診断はバリウム造影、内視鏡検査、血液・組織検査で行われます。ヘリコバクター・ピロリ除菌のための抗生物質療法が基本で、数週間続けます。症状が重い場合や合併症がある場合は、外科手術が検討されます。

食事とデューデナール潰瘍

かつては「淡白食」が推奨されていましたが、ピロリ菌が原因であることが明らかになると、通常の食事でも問題ないとされています。とはいえ、個人差があるため、症状が軽減する食事パターンを続けることが望ましいです。

推奨される食事内容

  • 食物繊維が豊富な果物・野菜(例:リンゴ、ベリー類、ブロッコリー)を中心にした高繊維食
  • ビタミンAが多く含まれる緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、さつまいも、ブロッコリー)
  • L‑グルタミンを含む食品(チェダーチーズ、アーモンド、ひまわりの種)
  • カフェインとアルコールの摂取を控える
  • 塩分を減らす(ピロリ菌の活性化を抑制)

上記の食事は潰瘍の再発予防だけでなく、胃粘膜の修復を助けます。

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