脊髄損傷患者における尿路感染症のリスクと対策
脊髄損傷(SCI)を持つ患者は、膀胱の機能が変化しやすく、過緊張性膀胱(反射で排尿)や弛緩性膀胱(排尿反射が欠如)どちらも尿路感染症(UTI)のリスクを高めます。

リスク要因
- 長期留置カテーテルの使用は、細菌がチューブを通って無菌の膀胱へ侵入しやすくします。
膀胱管理プログラム
- 自己導尿や介護者による導尿を定期的に行うことで、膀胱内の尿を排出しますが、導尿時に細菌が膀胱に持ち込まれる可能性があります。
症状
- 尿が濁り、悪臭を伴い、砂のような感触や血が混じることがあります。また、発熱、腰痛、吐き気など全身症状が現れることもあります。
治療
- 抗生物質による治療と、経口摂取する水分量の増加で効果的に対処できます。
予防
- UTIの初期症状が出たら、すぐに水分摂取を増やし、導尿頻度を上げて膀胱内の細菌を排除しましょう。
