膀胱結石の診断における細胞診手順
尿の採取
膀胱結石が疑われる場合は、医療機関で検査を受けます。医師は尿サンプルを採取し、顕微鏡で異常細胞の有無を確認します。通常は自然排尿による尿をトレイに採取できますが、状況によりカテーテル尿を採取することがあります。カテーテルは尿道にチューブを挿入し、膀胱から尿が出た瞬間に容器に集めます。この方法は痛みを伴うことがありますが、必ずしも必要ではありません。
その他の検査
膀胱結石の検出には、血管内に放射性造影剤を注入しX線で膀胱を観察するIVP(静脈尿路造影)を行うことがあります。泌尿器科医は膀胱鏡検査(シトスコピー)を実施し、膀胱内部を直接観察します。必要に応じて膀胱組織の生検を行うこともあります。検査中に「膀胱洗浄」(無菌生理食塩水で膀胱内を洗う)を行い、得られた尿や洗浄液、その他の検体は細胞診専門の検査室へ送られます。
膀胱結石の検出
検体を採取した医師は、尿や膀胱洗浄液を特殊な保存液に入れます。その後、検査室の細胞診専門医が顕微鏡で検体を詳細に観察し、膀胱結石の有無を判断します。同時に、膀胱がんなど他の疾患の有無も確認します。結果が不明瞭な場合は、追加検査が必要になることがあります。
