膀胱脱の手術についての説明

定義

膀胱脱(シストセレ)は、膀胱が膣内へ下がり、膣壁が突出する状態です。更年期のエストロゲン不足や長時間の力みで膣壁が弱くなると起こります。

手術が必要になる理由

膀胱が大きく下がり、膣外に突起ができる、出血や不快感、尿失禁・感染・尿閉などの排尿障害がある場合、膣壁を修復し膀胱を元の位置に戻す手術が検討されます。

手術の概要

手術では、膣壁を強化し膀胱を正しい位置に戻します。骨盤底筋を引き締める方法や、必要に応じて余分な組織を除去し、膣の張力を回復させます。再発した場合は再手術が必要になることがありますが、繰り返し手術の成功率は低くなります。

回復期間

全身麻酔後はめまいが生じることがあります。入院は数日間が一般的で、退院後はカテーテルを装着することがあります。回復には約6週間を要し、術後最低3か月は重い荷物を持つことや激しい運動は避けてください。無理な力みは再発リスクを高めます。

リスク・副作用

手術には膀胱損傷、感染、性交時の痛み、失禁、尿閉、尿道‑膣瘻や膣‑直腸瘻といった瘻孔形成などのリスクがあります。

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