女性の排尿に関する問題と対策

排尿に関する問題は、軽度から重度、時には治療が難しいものまで、女性の健康状態を示すサインです。異常を感じたら、早めに医師の診察を受けましょう。

ストレス性失禁

ストレス性失禁は膀胱のコントロールが失われる状態で、特に50歳以上の女性や出産後の女性に多く見られます。笑いやくしゃみで少量の尿が漏れることから、強い尿意を感じるまでの幅があります。出産によるものは通常一時的で、ケーゲル体操や吸水性のある下着で対策できます。閉経後の女性はケーゲル体操に加え、エストロゲン外用薬が処方されることがあります。重症例では手術が検討されます。

糖尿病

排尿トラブルは糖尿病の兆候であることがあります。頻尿は、極度の喉の渇き(多飲)による大量の水分摂取が原因です。頻繁にトイレに行く必要があり、日常生活に支障をきたす場合は、糖尿病の可能性を疑い、医師に相談しましょう。家族に糖尿病の既往がある場合は特に注意が必要です。

腎臓結石

腎臓結石は激しい痛みを伴い、血尿(血が混じった尿)を起こすことが多いです。結石が尿路に移動する前に血尿が出ることがありますが、顕微鏡で確認しないと見逃すことがあります。排尿時に痛みがある場合は速やかに医師の診察を受けてください。放置すると結石が尿路や腎臓に詰まり、重篤な合併症を引き起こす恐れがあります。

膀胱炎(尿路感染症)

膀胱炎は、個人の衛生状態や性交渉時の相手の衛生状態が原因で起こります。排尿時の痛みや灼熱感、尿が濁る・血が混じるなどの症状が見られます。予防策としては、十分な水分摂取、トイレ後の前から後への拭き取り、性交渉後の排尿、尿意を我慢しないことが挙げられます。

性感染症(STD)

淋菌などの性感染症は、排尿時の痛みや異常分泌、尿の臭いの変化を引き起こすことがあります。STDが疑われる場合は、必ず医療機関で検査・治療を受けましょう。放置すると生殖器官に長期的なダメージを与える恐れがあります。

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