術後の尿路感染症

手術前・手術中・手術後に膀胱から尿を排出するために使用される尿道カテーテルは、医療現場では欠かせないものです。しかし、カテーテルは「必要な悪」として扱われ、感染リスクが伴います。

原因

カテーテルが短時間でも膀胱に装着されていると、細菌が膀胱内に侵入し、術後尿路感染症(UTI)を引き起こす可能性があります。

症状

手術後に尿が悪臭を放つ、血が混じる、頻尿、排尿時の疼痛などが見られたらUTIの疑いがあります。感染が進行すると発熱や極度の倦怠感を伴うことがあります。

リスク要因

女性、妊娠中、栄養不良の方はUTIのリスクが高くなります。また、糖尿病やその他の慢性疾患もリスクを増大させます。

注意点

感染管理専門家協会(APIC)によると、カテーテルが膀胱に留置されている日数が1日増えるごとにUTIリスクは5%上昇します。

専門家のアドバイス

カテーテルはできるだけ早期に抜去することが重要です。APICは、失禁や寝たきり、尿サンプル採取、入出量の厳密なモニタリング(ICU以外)を除き、カテーテルの使用は推奨していません。

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