慢性前立腺炎に効くハーブ療法

原因と症状

前立腺炎は、前立腺の炎症であり、単一の病気ではなく、類似した症状を持つ複数の疾患群です。急性形は主に細菌感染が原因で、抗生物質が完全に除菌できないと慢性化することがあります。細菌が関与しない慢性前立腺炎もあり、原因は十分に解明されていません。共通の症状は、排尿時の痛みや違和感、頻尿(特に夜間)、鼠径部・腹部・腰部の痛み、射精時の痛み、会陰部の痛み、陰茎や精巣の痛みなどです。

ハーブ療法の利点

泌尿器科医のマーク・W・マクラーレ氏は、処方薬ほど速効ではないものの、ハーブサプリは副作用が少なく費用も抑えられると指摘しています。また、特に非細菌性前立腺炎に対しては、薬剤よりも症状緩和効果が高いと述べています。

欧州ではハーブが主流

欧州では前立腺疾患の治療にハーブが長らく利用されており、豊富な科学的研究が蓄積されています。一方、米国は欧州に比べて自然療法の有効性を認めるまでに遅れをとっているとの指摘があります。

ソウパルメット(ノコギリヤシ)

ドイツで広く用いられるソウパルメットは、米国でも健康食品店や大手小売店のサプリメントコーナーで入手可能です。骨盤部の痛みや炎症、夜間頻尿、排尿開始の困難、勃起不全などの症状緩和に効果が期待されます。ハーブは効果が現れるまで時間がかかりますが、継続使用すれば多くの患者が改善を実感しています。

その他のハーブ・栄養素

  • リコピン:トマトに含まれる天然のカロテノイドで、強力な抗酸化作用により前立腺がん予防だけでなく、頻尿や尿漏れといった前立腺炎症状の軽減にも寄与します。
  • ゴールデンシール:自然抗生物質として知られ、前立腺炎を引き起こす多くの細菌に対して有効です。尿路の炎症を抑え、腫れた前立腺を縮小させる効果も報告されています。

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