血尿とは何か|原因と対策をわかりやすく解説
定義
血尿(hematuria)は、尿に血液が混じる状態を指します。血尿は可視的なものと顕微鏡でしか確認できないものの2種類があります。
血尿の種類
肉眼血尿(gross hematuria)
尿の色が赤やピンクに変わり、肉眼で確認できる血尿です。
顕微鏡血尿(microscopic hematuria)
尿検査で顕微鏡にかけたときにのみ血液が検出される状態です。
主な原因
過度な運動
長時間のマラソンや激しい運動により、赤血球の破壊や脱水、膀胱への衝撃が起こり、血尿が生じることがあります。
感染症・結石・前立腺肥大
膀胱や尿路の感染症、腎臓や膀胱の結石、男性の前立腺肥大などが血尿の原因となります。感染症は一過性の出血を伴うことが多いです。
腎臓疾患
腎炎や腎機能障害、腎臓がんなどの疾患でも血尿が見られます。特に顕微鏡血尿が多く見られます。
治療と対策
血尿自体を直接治療する薬はありませんが、原因疾患に応じた治療が行われます。尿路感染症には抗生物質が投与され、結石や腎臓疾患には外科的処置や薬物療法が選択されます。血尿が続く場合は早めに医師の診察を受けましょう。
