血液検査で Na と K が尿素を生成するという記載は何を意味していますか?

ナトリウム (Na)

ナトリウムは正の電荷を持つ陽イオン(カチオン)で、体内の水分バランスを調整する重要な役割を担います。細胞外液(ECF)中で最も多く存在し、体内の浸透圧(水と溶質のバランス)を保つことで、血圧や体液の均衡を維持します。

カリウム (K)

カリウムも正の電荷を持つ陽イオンで、主に細胞内液(ICF)に多く存在します。細胞内の電位を保ち、神経伝達や筋肉収縮に不可欠です。ナトリウムとともに体内の電解質バランスを調整し、心臓や筋肉の正常な機能を支えます。

クレアチニン

クレアチニンは筋肉組織が分解される際に生じる老廃物です。腎臓で血液から濾過され尿中に排泄されます。血中クレアチニン濃度は腎機能の指標として広く利用され、腎臓の濾過能力が低下すると数値が上昇します。

尿素 (Urea)

尿素はたんぱく質が分解されるときに生成される老廃物で、血液中から腎臓で濾過され尿として排出されます。血中尿素濃度も腎機能の評価に用いられ、腎臓の排泄能力が低下すると高くなります。

血中尿素窒素 (BUN)

BUN は血液中の尿素に含まれる窒素量を示す指標です。尿素と同様に腎臓の機能を評価するために測定され、腎障害や脱水状態の有無を判断する材料となります。

尿路障害 - 関連記事