尿に膿と血が混ざる原因と対処法

尿に膿(膿尿)と血(血尿)が混ざる状態は、何らかの疾患や感染症が原因である可能性が高く、速やかな医療機関での受診が必要です。

主な原因と症状

1. 尿路感染症(UTI)

膿尿・血尿はUTIの典型的なサインです。頻尿、排尿時の痛みや灼熱感、尿が濁る・悪臭がする、発熱などが併発することがあります。

2. 腎盂腎炎(腎臓感染)

腎臓に炎症が起きると、膿と血が尿中に出やすくなります。側腹部の痛み、38℃以上の高熱、寒気、嘔吐を伴うことが多いです。

3. 腎結石

結石が尿路を塞ぐと、尿の逆流や炎症が起こり、膿血尿が見られます。激しい背部・側腹部の痛み、嘔吐、排尿困難が主な症状です。

4. 膀胱炎(膀胱感染)

膀胱の炎症でも膿血尿が出ます。頻尿、排尿時の不快感、下腹部の鈍痛、尿の濁りや臭いが特徴です。

5. 尿道炎

尿道の炎症・感染により、膿血尿とともに排尿時の痛み、灼熱感、かゆみ、頻尿感が現れます。

6. 性感染症(STI)

淋菌やクラミジア感染は尿路に炎症を起こし、膿血尿を伴うことがあります。異常な分泌物や性交時の痛みも見られます。

7. 前立腺の問題(男性)

前立腺肥大や前立腺炎は、膿血尿と排尿障害(尿出が弱い、開始が遅れる)を引き起こすことがあります。

8. 泌尿器系のがん

稀に腎臓・膀胱・前立腺がんが膿血尿を伴うことがあります。持続的な腰部・側腹部の痛み、体重減少、倦怠感、排尿パターンの変化が警告サインです。

対処と受診の目安

膿血尿を確認したら、できるだけ早く泌尿器科や内科を受診しましょう。医師は尿検査、超音波やCTなどの画像検査を行い、原因を特定して抗生物質や手術、薬物療法など適切な治療を提案します。

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