有刺鉄線による切り傷の対処法
有刺鉄線は農場や牧場で使用されるフェンスで、鋭い針が付いています。擦れると切り傷を負うことがあります。軽度の切り傷は以下の手順で応急処置できますが、出血が止まらない、深い傷、錆びた鉄線によるものなどの場合は速やかに医師の診察を受けてください。
必要なもの
- 石鹸と水
- ラテックス手袋
- 絆創膏または滅菌ガーゼ
- 抗菌軟膏
手順
切り傷が深い、または有刺鉄線が錆びている、出血が止まらない場合は速やかに医師の診察を受けましょう。破傷風予防の予防接種や、縫合・経口抗生物質が必要になることがあります。
手を石鹸と水でしっかり洗うか、ラテックス手袋を装着して感染を防ぎます。切り口は流水で十分に洗い、やさしく石鹸で汚れを落とします。擦らないように注意し、綿球は使用しないでください。綿の糸くずが傷口に残りやすいためです。
出血がある場合は直接圧迫して止血します。清潔なガーゼやパッドを傷口に当て、数分間しっかり押さえます。10分経っても出血が続く場合は動脈や腱を損傷している可能性があるため、直ちに医師へ相談してください。
止血後、抗菌軟膏を塗布し、清潔な滅菌包帯で覆います。小さな切り傷は絆創膏、広い切り傷は非粘着ガーゼとテープで固定します。感染防止のため、最低でも1日1回は包帯を交換しましょう。
包帯交換時に感染のサインがないか確認します。傷口が赤く腫れ、黄緑色や黄色の膿が出る場合は感染が疑われ、経口抗生物質が必要になることがあります。赤い条状の発赤(リンパ管走行)が見られたら、すぐに医師の診察を受けてください。
