角膜の擦り傷(角膜擦過傷)について
角膜は目を覆う透明なドーム状の表面です。角膜擦過傷は、ほこりや虫などの異物が角膜を引っ掻くことで起こる一般的な目の外傷です。痛みは伴いますが、適切な処置をすれば数日で自然に治癒します。
症状
- 砂が入ったような異物感や痛み
- 涙が出る、視界がぼやける、目が赤くなる
- 場合によっては頭痛が生じることもあります
応急処置
- 清潔な水や生理食塩水で目を優しく洗い流す
- まばたきを数回繰り返すと小さな異物が自然に除去されます
- 綿棒や指で異物を除去しようとしないことが重要です
治療
- 24時間以内に眼科医の診察を受ける
- 抗菌点眼薬や軟膏で感染を防止
- 必要に応じて瞳孔を拡張し、治癒を促進
- 目の保護として眼帯やサングラスを使用し、人工涙液や鎮痛剤を使用することがあります
- 適切な治療を行えば1〜3日で回復しますが、放置すると感染や重篤な合併症を引き起こす可能性があります
