頭部外傷によるショックへの応急処置

識別

  • ショックの初期症状は、皮膚が湿って冷たく、蒼白または青白くなることです。唇や爪が青くなることもあります。脈は弱く速く(100拍/分以上)で、呼吸数が増え、不安や渇き、嘔吐を伴うことがあります。症状が進行すると、反応がなくなり、眼窩が凹み、瞳孔が拡大し、表情が無表情になり、皮膚が斑状または赤くなり、意識を失うことがあります。

処置

  • 頭部外傷でショックが疑われる場合は、速やかに応急処置を行います。被害者を仰向けに寝かせ、保温して体温低下を防ぎます。単独の場合は直ちに救助要請を行い、呼吸と気道の確保を確認します。出血がある場合は止血し、締め付けている服装は緩めます。被害者を安心させ、静かにさせることが重要です。

特別な留意点

  • 頭部外傷のショックでは、被害者を静かに仰向けに保ち、足を高くしないでください。救急搬送の準備が整うまで、頭部外傷者を移動させないことが原則です。食べ物や飲み物は与えず、嘔吐や出血がある場合は首をまっすぐに保ちつつ側臥位にさせます。

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