血液サラサラ薬使用時の鼻血対策と止め方
はじめに
血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)は、脳卒中や心筋梗塞、血栓の予防に広く処方されますが、鼻の血管が拡張しやすくなるため、鼻血が起きやすくなります。頻繁に鼻血が出る場合は、薬の用量調整や、出血原因となる血管の焼灼(カテーテル)を医師に相談しましょう。また、止血用のガーゼや膨らませるタイプのバルーンを装着する治療法もあります。
必要なもの
- 氷嚢(または冷却パック)
- 加湿器
- 鼻用スプレー(血管収縮剤)
鼻血を止める手順
- 姿勢を整える:椅子に座り、背筋を伸ばしたまま頭を前に少し傾けます。上体を起こすことで鼻の静脈への圧力が下がり、血液が飲み込まれる量も減ります。
- 鼻をつまむ:親指と人差し指で鼻の軟骨部分(鼻中隔)をしっかりと押さえ、5〜10分間キープします。圧力が血流を抑えます。
- 氷で冷やす:鼻と頬に氷嚢を当てながら、さらに鼻をつまんだ状態を続けます。10分経っても出血が止まらない場合は、もう一度10分間同様に圧迫します。
- 安静を保つ:鼻血後12時間は激しい運動を避け、数時間は前屈みや鼻をかむ・ほじる行為を控えます。血栓が乱れないようにします。
- 医師に連絡する:圧迫しても30分以上出血が続く、または止血後に再び出血した場合は、すぐに医師へ相談してください。必要に応じて鼻スプレーで血管を収縮させ、再度圧迫します。
まとめ
血液サラサラ薬を服用中は鼻血が起きやすくなるため、上記の手順で迅速に対処し、症状が改善しないときは必ず医療機関を受診してください。
