爪下血腫(打ち爪)の対処法
爪下血腫とは
爪下血腫(打ち爪)は、爪の下に血液がたまり血腫ができる状態です。外傷だけでなく、特定の薬剤やがん・自己免疫疾患などの病状でも起こります。通常は危険ではありませんが、爪床にたまった血液が圧力をかけるため、強い痛みを伴います。
治療の目安
血腫が爪全体の25%未満であれば自宅で対処可能です。25%以上の場合は、医師の診察が必要です。医師は「トレフェレーション」と呼ばれる穿孔処置で血腫を排出し、圧力を軽減します。また、骨や爪床の損傷がないか確認します。
必要なもの
- 氷(アイスパック)
- タオルまたは洗面用布
- 枕(手足を高くするため)
- 抗炎症薬(例:イブプロフェン)
自宅でできる対処手順
氷で患部を冷やす。肌を保護するため、氷と肌の間にタオルや布を挟む。1時間ごとに20分間冷やす。
患部を心臓より高く保ち、枕で手足を支えて上げる。
イブプロフェンなどの抗炎症薬を服用する。用量は薬の説明書に従う。
数週間様子を見る。血液は徐々に爪床から離れ、爪が自然に剥がれ落ちる。爪が抜けた後は新しい爪が生えてくるが、指爪は約8週間、足爪は最大6か月かかることがある。
