胃バイパス手術後の内出血症状と対処法
胃バイパス手術は体重減少を目的とした手術ですが、術後に内出血などの合併症が起こることがあります。内出血の兆候を早期に把握し、迅速に医療機関を受診することが重要です。
痛み
手術後の痛みは局所的であるのが通常です。胸部や腹部に広範囲の腫れを伴う痛みが出た場合、体腔内に血液がたまり、臓器や組織を圧迫して神経が刺激されている可能性があります。
出血
胃バイパス手術後は出血は極めて少ないはずですが、内出血が起きると血液が糞便、尿、嘔吐物、月経以外の出血として現れることがあります。子宮、腸、食道など周囲の臓器に血液が漏れ出すことが原因です。
精神的症状
内出血による血液喪失は、集中力低下、混乱、めまい、立ちくらみ、全身の倦怠感などの精神的変化として現れることがあります。これらは他の身体症状と同時に出ることが多いですが、単独で現れることもあります。
その他の症状
皮膚が冷たく湿る、呼吸が速くなる、心拍数が上がる、血圧が低下する、意識を失うなどの症状は、脳や肺への血流が不足しているサインです。放置するとショック状態に陥り、命に関わります。
患者への対処法
胃バイパス手術後に上記の症状が見られた場合、以下のように対応してください。
- 落ち着いて患者を安心させ、救急医療がすぐに来ることを伝える。
- 患者を仰向けに寝かせ、血流が安定するようにする。
- すぐに救急車を呼び、可能であれば患者から目を離さない。
- 救急隊が到着するまで、患者と一緒にいる。
内出血は緊急事態です。疑わしい症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
