鼠径部(内転筋)の肉離れの治療法と対策

原因

急激な加速が必要なスポーツ(バスケットボール、フットボール、ラグビー、サッカー)や、走り幅跳び、ハードル、スプリントなどの陸上競技で、疲労や過度の負荷、十分なストレッチ不足、寒冷環境でのトレーニングがリスクを高めます。

症状と診断

鼠径部や内腿に青あざ、圧痛、痛み、硬直がある場合は内転筋の肉離れを疑います。発症時にポップ音が聞こえることもあります。医師は症状を第1度〜第3度に分類します。
第1度は軽度の伸張と微細な繊維断裂で、回復は約2週間。第2度は部分的な断裂で、回復は最大2か月。第3度は完全断裂で、回復は3か月以上かかります。

セルフケア

まず痛みを伴う動作は避け、歩幅を短くするなどして負荷を減らします。痛みが止まるまでスポーツは再開しません。初日の24時間は足を高く上げて腫れを抑えます。太ももにゆるく包帯やエースバンドを巻き、腫れを防ぎます。氷療法は1回15〜20分、1日4回程度行います。鎮痛剤(アスピリン、イブプロフェン等)は医師の指示に従って使用してください。

活動復帰

活動復帰時は氷の代わりに温熱療法を用いて血流を促進し、ストレッチやリハビリ前に使用します。痛みが軽減したら、医師の指示で1日数回のストレッチを行い、理学療法で内転筋の強化トレーニングを取り入れ、再発防止に努めます。

予防策

内転筋を日常的に強化し、急激な負荷に耐えられるようにします。ストレッチでも内転筋を十分に伸ばすことが重要です。適切なスポーツ技術を学び、過度な負荷がかからないようにすることも予防に繋がります。

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