頭部外傷の症状と対処法

分類

頭部外傷は「閉鎖性」と「開放性」の2つに分けられます。閉鎖性は頭蓋骨が割れず、開放性は何らかの物体が頭蓋骨を貫通し脳に接触した状態です。外傷の重症度はグラスゴー昏睡尺度(GCS)で評価し、目・運動・言語の3項目で点数化します。13〜15点は軽症、9〜12点は中等症、8点以下は重症と分類されます。

外見上の痣や変化

頭部外傷で最も目立つのは外見上の変化です。頭蓋や顔面の骨折、顔や頭皮の痣・切創、腫れがあるか確認してください。また、鼻・口・耳から透明または血液を伴う液体が流れ出ていることもあります。瞳孔の大きさの変化、痙攣、顔面形状の歪みも重要なサインです。

性格の変化

外傷後に性格が変わることがあります。子どもではイライラが最も一般的で、成人では普段と異なる行動や感情の起伏が見られることがあります。

意識状態の変化

意識喪失は重要な症状ですが、すべての頭部外傷で起こるわけではありません。意識が急激に変動したり、眠気や混乱が続く場合も注意が必要です。

救急受診が必要なとき

上記の症状が見られたら、特に意識喪失があった場合は直ちに医療機関を受診してください。激しい頭痛、首の硬直、嘔吐が続く、呼吸が止まる、または重度の頭部・頸部外傷が疑われる場合は、すぐに119へ連絡し救急車を呼びましょう。

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