ミノサイクリンによる歯の変色

ミノサイクリンはテトラサイクリン系抗生物質の一種で、にきび、尿路感染症、淋病、梅毒、クラミジア、ツツガムシ熱、歯周病などの治療に用いられます。経口投与により、細菌のタンパク質合成を阻害し、増殖を抑えます。

原因

  • ミノサイクリンは歯が完全に形成・萌出した後に歯の変色を引き起こすことがあります。薬剤中のタンパク質が鉄イオンと結合し、歯組織内に不溶性化合物を形成します。その結果、歯は青灰色、緑灰色、または黄色に変色します。

リスク

  • Drugs.comによると、ミノサイクリンの副作用として歯の変色が報告されています。妊娠中や授乳中の女性は服用を避けるべきです。胎児や乳児の歯の発育に影響し、永久的な変色を引き起こす可能性があります。8歳未満の子どもにも使用は禁忌で、永久的な黄変や灰色変色を起こす恐れがあります。

治療法

  • eMedicine.comによれば、ミノサイクリンによる歯の変色に対する歯科的処置としては、超音波クリーニング、ホワイトニング(漂白)が主に行われます。外科的手段としては、エナメルの微細研磨(マイクロアブレッション)、ラミネートベニアやインプラントなどの修復治療が選択肢に挙げられます。

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