概要
親知らずが十分に生えてこないと、歯肉の下に小さなフラップ(皮膚のような組織)ができることがあります。この状態は「歯冠周囲炎(pericoronitis)」と呼ばれ、歯と歯肉の間に食べかすや細菌がたまりやすくなります。
識別方法
歯が完全に萌出できないと、歯肉が炎症を起こし、歯の周りに薄いフラップが形成されます。
症状
- 噛むときの痛み
- 該当歯周辺からの膿や分泌物
- 顎の腫れ
- 口臭の悪化
注意点
部分的に露出した親知らずの周囲にできたフラップは、食べかすが溜まりやすく、細菌の温床となります。そのまま放置すると炎症が悪化し、周囲組織に影響を及ぼす恐れがあります。
予防・対策
塩水でうがいをし、必要に応じて抗生物質を使用すると、症状は1週間程度で改善します。日常的に歯磨きを徹底し、フラップの下に食べかすがたまらないようにしましょう。
専門家のアドバイス
症状が改善しない場合は歯科医を受診してください。場合によっては、歯肉フラップや親知らず自体の除去が必要になることがあります。
