親知らず抜歯後に起こり得る問題とは?
親知らずの抜歯は一般的な外科手術で、思春期から20代にかけて生えてくる大臼歯です。正しい位置に生えてくることもありますが、多くは斜めに生えて他の歯に影響を与え、痛みや損傷を引き起こします。抜歯の難易度や術後の合併症は、年齢や歯の発育状態などで変わります。若いほど根が未成熟で抜歯が比較的容易ですが、術後に以下のような問題が起こることがあります。
出血
手術中および手術後24時間以内に出血が起こることは普通です。歯茎を切開するために血が出ますが、手術中に血を飲み込むと胃がむかむかしたり嘔吐することがあります。医師は手術後にガーゼで圧迫し、出血が止まるまでガーゼの交換方法を指示します。
腫れ
抜歯後は数日間にわたって腫れが出ることが多く、冷湿布と温湿布を交互に使用すると腫れを抑えられます。医師の指示に従って適切なケアを行いましょう。
ドライソケット(乾燥槽)
手術後数日で血餅が形成されない、または血餅が外れた場合に起こります。激しい痛みや口臭が特徴です。疑いがある場合はすぐに歯科医に連絡し、適切な薬剤で治療します。
感覚障害(パレシア)
抜歯時に近くの神経が損傷または打撲されると、唇・顎・舌などの感覚が麻痺したりしびれることがあります。多くは数日〜数週間で回復しますが、まれに永続的になることもあります。
感染
抜歯部位が感染すると、強い痛み、腫れ、口内の不快な味、発熱などの症状が現れます。感染が疑われる場合は速やかに受診し、抗生物質などで治療します。
根片の残存
歯根が神経に近接している場合、抜歯時に根の一部が残ることがあります。残存した根片は通常は問題になりませんが、稀に感染や後遺症を引き起こすことがあり、再手術が必要になることがあります。
