ミルクアザミの効果と利用方法

米国食品医薬品局(FDA)は、ミルクアザミをがん治療やその他の医療用途として正式に承認していません。そのため、米国ではハーブサプリメントとして販売されています。

概要

ミルクアザミ(学名:Silybum marianum)は、紫やピンクの花を咲かせる一年草または二年草で、地中海原産ですが、現在は米国を含む世界各地で栽培されています。種子から抽出されるフラボノイド複合体「シリマリン」が主な有効成分で、抗酸化作用があります。

特徴

米国メイヨークリニックによると、ミルクアザミは主に肝臓や胆嚢の障害の補助療法として利用されています。過去には月経障害やうつ症状、静脈瘤、母乳促進などにも用いられてきましたが、現在は肝機能改善が中心です。

主な効果

シリマリンは肝細胞の再生を促し、悪性細胞の増殖を抑制するとされています。そのため、肝硬変、毒素による肝障害(キノコ中毒等)、胆嚢疾患、慢性肝炎(C型肝炎)、高コレステロール、さらにはがん治療の補助として研究が進められています。また、血糖値の低下効果も報告されています。

米国国立がん研究所は、シリマリンが化学療法の効果を高め、副作用を軽減する可能性があると指摘しています。

摂取量

一般的にはカプセルや錠剤で摂取します。メイヨークリニックの推奨は、成人(18歳以上)が1日あたり230〜600 mgのシリマリンを2〜3回に分けて摂取することです。

安全性と副作用

キク科の植物(菊、アーティチョーク、ススキ、キウイ等)にアレルギーがある人は、ミルクアザミにも注意が必要です。重篤なアレルギーは稀ですが、食欲不振、胸やけ、下痢、関節痛、ガスなどの軽度の副作用が報告されています。

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