胎児の腹壁欠損(ガストロスキシス)について

原因

ガストロスキシスは、胎児の腹壁が完全に閉鎖されず、腹部に小さな開口部が残ることで発生します。その開口部から腸管が突出し、羊水にさらされる状態です。

発生率・統計

出生児約5,000人に1人の頻度で見られます。特に10代後半から20代前半の若年母親にリスクが高いとされています。

治療法

出生直後に外科手術を行い、突出した腸管を腹腔内に戻し、腹壁で閉鎖します。症例によっては、数回に分けて段階的に腸管を戻す必要があります。

予後

多くの新生児は手術後に完全に回復しますが、腸の機能不全や感染症が合併すると稀に致死的になることがあります。

早期診断

超音波検査で腹壁欠損が確認でき、妊娠中期の血液検査で異常が示唆されることがあります。早期に診断することで、適切な出産計画と治療準備が可能です。

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