ABO不適合が原因の新生児黄疸と対策

母親と新生児の血液型が不適合になると、ABO不適合が起こり、黄疸(高ビリルビン血症)を引き起こすことがあります。

ABO不適合

ABO不適合は、母親がO型で、赤ちゃんがO型以外(A型、B型、AB型)である場合に多く見られます(MedlinePlus)。

高ビリルビン血症(黄疸)

この場合、母体が産生した抗体が赤ちゃんの赤血球を破壊し、ビリルビンが血中に蓄積します。ビリルビンが増えると黄疸(高ビリルビン血症)となります。

光線療法

新生児の黄疸は、特別な光(フォトセラピー)で治療されます。光が皮膚に当たることでビリルビンが分解・排泄されます。

近年、ミシガン大学C.S.モット小児・産科病院では、光ファイバーシート(ビリブランケット)を使用し、赤ちゃんの皮膚に直接光を届ける方法が普及しています。

高度治療

ABO関連黄疸が重症化した場合、交換輸血(新生児の血液を新鮮な血液に置換)や静脈内免疫グロブリン投与が必要になることがあります(MedlinePlus)。

予防と管理

新生児黄疸は完全に予防できませんが、出生後のビリルビン値や皮膚の色変化を注意深く観察することで、重篤な合併症を防ぐことが可能です(MedlinePlus)。

赤ちゃんの健康 - 関連記事