赤ちゃんの黄疸の治療
黄疸は新生児に頻繁に見られる症状で、通常は深刻ではありませんが、早期に確認し適切に対処することが大切です。出生後2〜3日目に現れることが多く、医師の診察で治療の必要性を判断します。
黄疸が起こる理由
黄疸は血液中のビリルビンが過剰になることで起こります。ビリルビンは赤血球が分解される際に生成される色素で、通常は肝臓で処理されます。出生前は母体の肝臓が赤ちゃんのビリルビンを処理しているため、生後すぐは赤ちゃんの肝臓がまだ十分に機能していないことがあります。
ほとんどの黄疸は自然に解消しますが、ビリルビンが極端に高い場合は脳にダメージを与えるリスクがあるため、必ず医師のチェックを受けましょう。
治療法
多くの場合、黄疸の赤ちゃんは特別な治療を必要としません。2〜3時間ごとに授乳し、十分な母乳が摂取できているか確認します。授乳がうまくいかない場合は、ミルクで補うことや、授乳姿勢の改善を専門家と相談すると効果的です。
必要に応じて医師は光療法(フォトセラピー)を勧めることがあります。光療法は特定の波長の光を当てることでビリルビンの分解を促進します。赤ちゃんはおむつだけの状態で光源の下に横たわり、目は保護します。光療法中は便が緑がかることがありますが、これは通常の反応で治療終了後に元に戻ります。
光療法の一種に「BiliBlanket(ビリブランケット)」があります。これは光を伝えるパッドを赤ちゃんの皮膚に貼り付ける方式で、服を着たまま、授乳やおむつ交換も通常通り行えます。皮膚自体ではなく、血液中のビリルビンに作用するため、体を移動させる必要がありません。
必ず医師の指示のもとで治療を行い、治療中・治療後も再検査を受けて黄疸の改善状況を確認してください。
